脆弱性評価システムを作る〜CVEとは〜
週間・脆弱性評価システムを作ろう〜CVEとは〜
諸所事情があり、端末やサーバーにインストールされ値得るソフトウェアについて、公開済されている脆弱性情報を取得し、一覧ファイル化するシステムを作ることになりました。
CVE、CPEなどの情報を提供しているサイトから取得し、ローカルデータベースへタンキング→導入済み製品のデータベースと付き合わせして脆弱性があればその情報をExcelファイルで一覧表示する仕組みです。
HTML化も考えたのですが、100件ずつ表示して次のページのリンクつけて、、、とかやるのがちょっと面倒なのでやめました。
まずは、脆弱性情報はどのような情報があり、どこから取得できるのかの調査を...と言いたいところなのですが、そこは手癖の悪い私のことで、Rest APIで情報をダウンロードして、その情報をExcelファイル化するところまでは完成しております。
ということで、後付けになってしまうのですが正しい知識を身につけるべくあらためて勉強を開始しました。
脆弱性情報は、CVE、CPE、CWE および CVSSという情報によって構成されています。
それぞれの正式名称と概要についてまとめていきます。大体は、IPAおよびChatGPtから取得させていただいた情報となっております。
CVE(Common Vulnerabilities and Exposures)
共通脆弱性識別子CVE(Common Vulnerabilities and Exposures)は、個別製品中の脆弱性を対象として、米国政府の支援を受けた非営利団体のMITRE社が採番している識別子です。脆弱性検査ツールや脆弱性対策情報提供サービスの多くがCVEを利用しています。
個別製品中の脆弱性に一意の識別番号「CVE識別番号(CVE-ID)」を付与することにより、組織Aの発行する脆弱性対策情報と、組織Xの発行する脆弱性対策情報とが同じ脆弱性に関する対策情報であることを判断したり、対策情報同士の相互参照や関連付けに利用したりできます。
CVE識別番号(CVE-ID)
共通脆弱性識別子CVEでは、『プログラム上のセキュリティ問題』を一意に識別するために、脆弱性に対してCVE識別番号を付与します。
このCVE識別番号は「CVE-西暦-連番」と構成されており、セキュリティベンダや製品開発ベンダ、研究者などのセキュリティ専門家で構成されるCVE Editorial Boardと呼ぶ機関が、報告のあった脆弱性を評価し割り当て作業を行っています。
(1)脆弱性の概要(Description)
割り当てられたCVE識別番号に関する脆弱性の概要で、プログラム自身に内在する『プログラム上のセキュリティ問題』が、どのような問題であるかという内容が記載されています。
(2)参考URL(References)
割り当てられたCVE識別番号に関連する脆弱性関連情報の一覧で、CVE情報源サイトや製品開発ベンダサイトのURLなどがリストアップされています。
(3)ステータス(Status)
割り当てられたCVE識別番号の進捗状態で、「候補(Candidate)」と「登録(Entry)」の二つがあります。
「候補(Candidate)」は、割り当てられたCVE識別番号が脆弱性に該当するかどうかを検討中であることを示しています。
「登録(Entry)」は、割り当てられたCVE識別番号が承認され、報告された内容が脆弱性であると判断されたことを示しています。
CVE互換の認定プロセス
CVE互換の認定プロセスは、「宣言」「評価」の2ステップから構成されています。(1)ステップ1:宣言
CVE互換の認定を希望する組織が、ツールやサービスがCVE互換の認定要件を満たすよう対応していくという意思表示のフェーズで、次のような手続きを行う必要があります。
既にCVE互換の認定を受けたツールやサービスを調査し、CVE互換の認定を受けるための要件と推奨事項を調査します。
MITRE社に「CVE互換性宣言(CVE Compatibility Declaration)」フォームを請求した後、必要事項を記載し、返送します。
MITRE社より「宣言フォーム(declaration form)」、「互換性製品サービス組織ウェルカムキット(Compatible Product Service Organization Welcome Kit)」が送付されてきますので、CVE互換の認定要件について確認します。
必須要件である、「CVE表示」「CVE検索」「CVE文書整備」の3条件を満たしている場合には、「CVE互換性要件評価(CVE Compatibility Requirements Evaluation)」フォームを取得でき、ステップ2のCVE互換の評価フェーズに進むことができます。
(2)ステップ2:評価
審査機関であるMITRE社から、CVE互換の認定を受けるための評価フェーズです。CVE互換の認定を希望する組織から提出された「CVE互換要件評価フォーム」(要件をどのように満たしているのかを詳細に記載した申請書)を元に、審査が行なわれます。
ステップ1の完了時にMITRE社より取得した「CVE互換性要件評価(CVE Compatibility Requirements Evaluation)」フォームに必要事項を記載した後、印刷および署名した文書一式を郵送し、その電子データをメールで送付します。
提出された文書に基づき審査が行なわれ、認定登録のための関連情報がCVE識別番号管理サイトに掲載されます。また、MITRE社の指示に従い、登録に関する情報の修正を実施します。
これらの作業がすべて終了すると、CVE識別番号管理サイトにCVE互換の認定を受けた組織として掲載され、また、ツールやサービスでのCVE互換の認定ロゴ使用許可が与えられることになります。
CVEに関する詳細な情報はIPAサイトに載っていますので、そちらを参照ください。
IPA 共通脆弱性識別子CVE概説
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